日本静脈学会論文誌「静脈学」に掲載された以下の論文において,厳正な調査を行った結果,同一または極めて類似した内容の論文が他誌(日本血管外科学会雑誌,International Journal of Vasculitisの二誌)に投稿・掲載されていることが判明いたしました.
静脈学Vol. 35 (2024) No.1 pp.29–33
「下肢静脈瘤シアノアクリレート血管内塞栓術後の遅発型アレルギーに対しグルー充填静脈全抜去した結果,薬剤誘発性リンパ球刺激試験が陰性化した一例」
2024年8月に二重投稿疑いの問い合わせがあり,編集委員会にて慎重に調査し審議してきました.当該論文著者とも連絡を取り確認をした結果,当該論文は「静脈学」の投稿規程および学術倫理に明確に違反する「二重投稿」に該当いたします.
これに伴い,本誌に掲載された上記の論文の掲載を取下げましたこと,ご報告いたします.
「静脈学」編集委員会